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大正モダン図録今和次郎小村雪岱資生堂荻島安二吉田謙吉戦前広告

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『大正モダン図録今和次郎小村雪岱資生堂荻島安二吉田謙吉戦前広告』はセカイモンで4e3bbf0aから出品され、988の入札を集めて11月28日 16時 52分に、1872円で落札されました。即決価格は1872円でした。決済方法はに対応。大分県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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2009年発行
全 224ページ

状態：中古大きなダメージあります
画像最後の4枚の赤丸箇所を参照下さい
表紙に小さい汚れがあります。
裏表紙に大きな汚れがあります
150ページ～200ページにかけて、本体下部に小さく水濡れしたような跡があります
図版や文章にはかかっておらず、閲覧には支障ありませんがご了承ください

■本書序文■
大正末から昭和初期の日本は、「モダン」や「尖端」の語が流行し、
都市文化・消費文化が活気をみせた時代です。

1926年に、芸術家を巻き込みながら、独立の図案家や百貨店図案部のデザイナー、
実業雑誌の編集者など多彩なメンバーから成る「商業美術家協会」が結成され、
新興美以後のより現代的な芸術として「商業美術」の到来が謳われたことは、
その象徴だと言えるかもしれません。

こうした状況は、近代社会の進展と共にあったとはいえ、
1923年に首都東京を襲った関東大震災によって決定づけられました。

都市の破壊は、若き芸術家に現実社会への参画を強く促し、また別な見方をすれば、
新進の企業や百貨店が、こうした芸術家と手を携え、
新たに商業美術という専門分野の必要性を認識することによって、
豊か都市文化を生み出す母体となっていくのです。

そこで本展覧会では、絵画・版画・彫刻に限らず、時代の証左となる
雑誌・パンフレット写真資料等を多数展示し、
大正末から昭和初期にいたる豊かな都市文化と商業美術の有りようをご紹介します。

残された数々の資料は、ものや情報が溢れ、またデザインによって様々な付加価値が
作り出される現代社会の始まりを告げており、今を生きる私たちの感覚にも強く訴えるものを持っています。

そして、そのなかには、現代には失われた豊かさも見出すことができるでしょう。

■■掲載■■
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